オンライン英会話の初回が怖いのは、相手が人だからです。言い間違えたら恥ずかしい、黙ったら気まずい。
AIが相手なら、何回間違えても、何分黙っても平気です。初回レッスンの前に、AIを講師役にして同じ流れを一度やっておくと、本番の緊張はだいぶ小さくなります。
この記事で使うのは、文字や音声で会話できるチャットAI(ChatGPT、Claude、Geminiなど)です。どのAIでも同じやり方でできます。AIの英語にも間違いが混ざることがあるので、気になった表現は辞書で確かめてください。
やることは3段階
- 文字で練習する 自己紹介と、講師からよく聞かれる質問への答えを、チャットで打ってみる
- 声に出して読む AIが直してくれた英文を、声に出して読む
- 音声で会話する 音声で話せるAIなら、声だけでやりとりしてみる
いきなり3から始めなくて大丈夫です。1だけでも、当日に言うことが決まっているだけで気持ちはかなり違います。
講師役を頼む文章(そのまま使えます)
チャットAIに、次の文章をそのまま貼り付けてください。【 】の中は自分のことに書き換えます。
あなたはオンライン英会話の講師です。私は英語の初心者で、これから初めてのレッスンを受けます。
本番の練習として、初回レッスンと同じ流れで会話してください。
・最初にあいさつをして、私に自己紹介をお願いしてください
・そのあと、仕事や趣味について、簡単な質問を1つずつしてください
・英語はやさしい単語で、1回に1文か2文だけにしてください
・私の英語が間違っていたら、会話を止めずに、最後にまとめて直してください
・私が日本語で書いたら、英語での言い方を教えてください
私の情報:名前は【タロウ】、仕事は【会社員(事務)】、英語を始めた理由は【旅行で話したい】です。
ポイントは「最後にまとめて直して」の一文です。1文ごとに直されると会話が進まず、かえって疲れます。
答えに詰まったら、日本語で書いていい
本番の練習なので、詰まること自体が練習になります。英語が出てこなかったら、日本語で「なんて言えばいい?」と書けば、言い方を教えてくれます。
そこで教わった言い方を、次は自分で打ってみる。これを何回かくり返すと、当日に使う文が自然に手元にたまっていきます。
詰まったときの決まった一言(「Let me think.」など)は、初回レッスンの流れと、詰まったときの一言にまとめています。AIとの練習でも、わざと使ってみてください。
声に出す練習
文字のやりとりに慣れたら、AIが直してくれた自己紹介を、3回だけ声に出して読みます。
音声で会話できるAIアプリなら、文字の代わりに声でやりとりできます。人の講師よりもゆっくり、何度でも聞き返せるので、「聞き返す練習」にも向いています。
Sorry, could you say that again?
Could you speak more slowly?
この2つをAI相手に言えるようになっておくと、本番で聞き取れなかったときに固まらずにすみます。
AIの練習だけで十分か
AIの練習は、言うことを決めて、声に出すことに慣れるところまでには役に立ちます。
ただ、相手の表情を見ながら話す緊張感や、予想していない質問への反応は、人と話さないと慣れません。AIで準備したら、次は無料体験で人と話してみるのがよいと思います。無料体験の期限と手続きはこちらにまとめています。
英会話専用のAIアプリ(SpeakやTalkfulなど)もあります。料金や無料トライアルの条件は、公式の情報を確認してから別の記事でまとめる予定です。